【七人の悪魔】七つの大罪の起源はキリスト教だった!

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皆さん、お疲れ様です。
雑学MANです。

こういうブログ以外でも
YouTubeで、
「ゲームで勉強」と題して
ゲーム内の色んな『ことば』を拾いながら
ゲーム実況しています。
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「雑学MANの放送部」

さて、突然ですが、

七つの大罪
ご存じでしょうか。

カエール
カエール

突然なのは恋愛だけにしてほしいぜ!

カエールくんがよく分からない事を言っています(笑)

おそらく皆さん、
あの人気漫画を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかし実は、七つの大罪というのは
キリスト教の、
主にカトリック教会における用語なんです。

このキリスト教の、
七つの大罪の独特な世界観
漫画や映画など多くの作品で
モチーフに使われることが多いそうです。

とはいえ
そういう世界観をモチーフにして
あれだけ壮大な作品を作れるのも
凄いですよね。
(漫画家さん、尊敬)

ちなみにラテン語や英語では
「七つの死に至る罪」
という意味です。

日本のカトリック教会では
「七つの罪源」と訳されています。

死に値する罪が七つある
ってことでしょうね。

今回はそんな
「人間を罪へと導く可能性がある、
 七つの欲望や感情」
そしてその1つ1つに呼応する
悪魔を紹介していきます。





七つの大罪の起源

まず、七つの大罪の起源について
説明していきます。

七つの大罪の起源とは「枢要罪」です。

スウヨウザイ(。´・ω・)?
って感じですよね(笑)

この枢要罪が
七つの大罪の原型となった
悪徳のリストなんです。

カー
カー

悪徳のリスト!?
なんだか怖そう。。

4世紀のエジプトの修道士
エヴァグリオス・ポンティコスの
著作「修行論」に
八つの「人間一般の想念」
として現れたのが起源です。

エヴァグリオスによると
この八つの想念は
「貪食」、「淫蕩」、「強欲」、「悲嘆」、
「憤怒」、「怠惰」、「虚栄心」、「傲慢」
となっています。

どれもネガティブなイメージですよね。

そして6世紀後半になる頃
グレゴリウス1世により
枢要罪が改訂されました。

その内容は、「虚栄心」は「傲慢」に
「悲嘆」は「怠惰」に統合され
1つの罪として定義され
計6つの罪に
新たに「嫉妬」が罪として付け加えられる事となりました。

嫉妬はなんとなく分かりますよね。
分かってしまう自分も嫌ですけど(笑)

さらにその後
13世紀にトマス・アクィナスによって
七つの「枢要罪」が唱えられるなどを経て

「傲慢」「強欲」「嫉妬」
「憤怒」「色欲」「暴食」
「怠惰」

この現在の七つの大罪は生まれました。

やはり昔から
人間の感情というのは
語られていたんですね。

ちなみに、
聖書の中では七つの大罪について
直接に言及はされていませんが
・「傲慢になったらダメだよ」
・「嫉妬しちゃ自分が損しちゃうよ」
といった
間接的な表現はあるみたいです。

マーボー
マーボー

聖書ならしっかり書いてありそうなのにね
謎だなこれは。



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罪の重さの順番

さて、先述した七つの大罪ですが
罪の重さに順番があるんです。

キリリン
キリリン

一体どんなランキングなんだろうか!

ちなみにこの七つの大罪は
人間に罪を犯させる「可能性がある」
欲望や感情のことを指しています。
(よく間違われがちですが
罪そのものを指すわけではないんです)

それでは順番を紹介していきます。

1.「嫉妬」
2.「傲慢」
3.「怠惰」
4.「憤怒」
5.「強欲」
6.「色欲」
7.「暴食」

はい、嫉妬が1位なんですよね。

これらの欲望や感情に身を任せると、
大きな罪を犯す危険性がある
というニュアンスなので
なんとなく分かりますよね。

確かに嫉妬が強くなると、
犯罪を犯してしまう可能性はありますもんね。



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悪魔の誕生

この七つの大罪には
それぞれ例えとなる悪魔が存在しています。

欲望や感情のことを
悪魔で表現するというところが
なんか「らしい」部分ですよね。

16世紀の版画家である
ハンス・ブルクマイアーが
初めて大罪と悪魔の関係を表現したようですが
中世では七つの大罪を
動物に例えて描く人も多くいたようですね。

これから紹介する「七つの大罪」の悪魔たちは
実は体に動物が刻印されているんです。

動物に例えたというのは
ここから着想を得たと考えるのが自然だと思われます。

それでは、七つの大罪の悪魔を
先ほど述べた罪の重さの順番で紹介していきます。



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嫉妬の悪魔「レヴィアタン」

嫉妬の悪魔「レヴィアタン」
海または水を司る者で、外観は怪物です。

クジラくん
クジラくん

なんかゲームに出てくる
リヴァイアサンみたいだね。

クジラくんは察しがいいですね(笑)
レヴィアタンは旧約聖書に登場する海の怪物で
別名をリヴァイアサンと言います。

その一方で
一般的に想起されるような
悪魔の外観を持つ場合もあるそうです。

つまり、怪物でもあり悪魔でもあるわけです。
最強やん(笑)

怪物としてのレヴィアタンは
何の攻撃も通さないとされてまして
悪魔としてのレヴィアタンは
どんな悪魔祓いも通用しないとされています。

防御力桁違いやん(笑)

また、レヴィアタンは大噓つきで
人に取り憑くこともでき
それを追い払うのは非常に難しいとされています。

また先述した悪魔の外観ですが
悪魔と見なされるようになったのは
中世以降
のことで
人に取り憑くという部分も
特に女性に取り憑くとされています。

では、なぜ嫉妬と結び付けられているかというと

レヴィアタンがしばしば
嫉妬のシンボルである
「蛇」として描かれていたからだそうです。

リース
リース

嫉妬と蛇
なんか映画のタイトルにありそうだ。

その他にも対応した動物は
マーメイド、犬、モグラだそうです。

羨ましいと思ったり
異性に対し行き過ぎた愛情を持ったりすると
嫉妬という醜いものになるから
注意が必要だということでしょうね。



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傲慢の悪魔「ルシファー」

傲慢の悪魔「ルシファー」
元々、天使たちを束ねる
立派な大天使長だった
という伝承があります。

ねずみん
ねずみん

そんな大天使長が
なぜ悪魔になってしまったのか。

大天使長だったルシファーは
神に対して突然反逆を起こしてしまうんです。

神に対してって、よっぽどですよね。
いったいなぜなのでしょうか。

『土から作られたアダムとイブに仕えよ』
という命令に不満を感じて反発したのがキッカケ
神と対立し、天を追放され
神の敵対者となったとされています。

アダムとイブに仕えるのが嫌だったんでしょう。

ルシファーは被造物の中で
最高の能力と地位と寵愛を
神から受けていたために
自分が神に成り代われると傲慢になり
神に反逆し
堕天したということが伝えられています。

なるほど、まさに傲慢

対応した動物は
グリフォン、ライオン
孔雀、コウモリだそうです。

地位や名誉が上がるにつれ
人は傲慢になりやすいものです。

勝手に勘違いして
傲慢にならないように気を付けよ。



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怠惰の悪魔「ベルフェゴール」

「ベルフェゴール」
「怠惰」「好色」を司る悪魔とされています。

ぐうたらしたくなる時もありますよね(笑)

ベルフェゴール本人が怠け者の性格なため
怠惰の悪魔とされています。

げこちゃん
げこちゃん

悪魔もサボったりするんだね。

このベルフェゴールは
疫病をもたらして
24000以上の人々の命を奪った
といいますから
とんでもない悪魔なんです。

そしてこのベルフェゴールは
人間界の結婚生活などをのぞき見る悪魔とされていて
女性に対して非常に不信感を持っていたりと
なかなか人間味のある悪魔なんです。

陰キャな悪魔といったところでしょうか(笑)

それというのも
中世ヨーロッパの伝説によれば、ある時魔界で
「幸福な結婚というものは果たして存在するのか?」
という議論がおこり、実際にそれを見てくるために
ベルフェゴールは人間界にやってきたそうです。

魔界でそんな議論があったとか
ちょっと笑えますよね(笑)

彼は、様々な人間の
結婚生活を観察しました。
その結果
幸福な結婚など無いという
結論を出したとされています。

絶対幸せな結婚もありますよね。
ではいったい、
ベルフェゴールは何を見たのでしょうか。

対応した動物は
フェニックス、熊、牛、ロバだそうです。

ちなみに、ベルフェゴールという言葉は
「人間(女性)嫌い」と示唆する言葉としても
使用されています

ベルフェゴールは
いったい女性の何かを見てしまったのでしょうか。

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 まぁ買った後に、
 『思ってたのと違うなこれ』
 っていうのを避けたいですもんね
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憤怒の悪魔「サタン」



憤怒の悪魔「サタン」は
「敵」、「反対する事」
「神を訴える者」を意味しています。

サタンは、キリスト教界の超有名人であり
代表的な悪の存在です。

カーラス
カーラス

悪の親玉って感じがするもんなー。

全人類の始祖が
サタンの悪巧みと誘惑にそそのかされて

罪を犯し堕落したために
人間は生まれながらにして怒りの子
つまりサタンの奴隷であると言われているんです。

まぁでも理解は出来ますよね。
憤怒の感情がない人間なんていないですし。

罪を犯して堕落する前のサタンは
御使いだったそうです。

しかし神に反逆して
「敵対者」としての悪魔に変化したとみなされています。

神様に反逆はあるあるなんですかね(笑)

他にも一説には
元は先述した天使ルシファーだったのですが
天から放り出された後は悪に染まり
地獄の長になった
とも言われています。

天使→悪魔
凄い人生ですよね。

多くの天使を率いる
十二枚の翼を持った
美しい大天使長ルシファーであったとも言われていましたが
ある時神に敵意を示し
自分に賛同する天使たちを集め
大天使ミカエルの率いる神の軍団との戦いを開始しました。

『神々の戦い』って感じですよね。

この戦いは長く続きましたが
最終的には敗北し
彼と天使の三分の一は
天から投げ落とされてしまったというわけです。

大天使ミカエルの勝利です。

対応した動物は
ユニコーン、ドラゴン、狼、猿だそうです。

しかし、怒りの感情というのは
実は悪魔界のトップであるサタンの力なんですね。

ふとした瞬間にイラッとした時は
サタンが舞い降りてこないように
自制の心を持つよう心がけよ。



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 お子さんの
 身長を伸ばそう!

強欲の悪魔「マモン」

強欲の悪魔「マモン」
富・財を意味しています。

お金に対する欲は
大体の方が持っていらっしゃるのではないでしょうか。

マモンは、金銀財宝に対して非常に貪欲で
人間を誘惑して
自らと同じように強欲にするというのです。

そしてこのマモン
人の金銭欲を満たしてはくれるのですが
その代償に命を奪ってしまうらしいです。

右向きペンギン
右向きペンギン

お金があっても
命が無ければ意味がないのよ。

そもそも、彼から受け取った金銀の類は
しばらくすると馬糞や灰に化すので
全く無意味なんです。

はい、詐欺です(笑)

この紹介でもお分かり頂けるように

マモンほどに
心根が卑しい者はいなかったと言われておりまして
足下に踏みつけられた黄金を見て
神による、いかなる聖なる祝福よりも
遥かに賛美していた
そうです。

ある意味可哀想な気もしますね。
お金しか信用してないんでしょう。

しかもマモンは、地獄に落ちてなお
そこに金鉱を発見し

伏魔殿を飾るためにと
他の堕天使を指揮していたそうです。

そこまで金銀財宝に執着心が強いと
ある意味尊敬しますね。

対応した動物は
ゴブリン、狐、針鼠、猫だそうです。

実際お金の誘惑って凄いですからね
気を付けよ。



👆
足元可愛い
それすなわち
可愛いの1位(笑)

色欲の悪魔「アスモデウス」



色欲の悪魔「アスモデウス」
元が激怒と情欲の魔神のためか
キリスト教の七つの大罪では
色欲を司っています。

旧約聖書の外典、「トビト記」に登場する悪魔で
悪魔になる前は智天使だったとされています。

姿形は、牛・人・羊の頭とガチョウの足
毒蛇の尻尾を持ち
手には軍旗と槍を持って地獄の竜に跨り
口から火を吐くという話です。

ブヒーン
ブヒーン

いや色々混ざり過ぎだろー!

アスモデウスは、色欲を司るだけあって
サラという美しい娘に取り憑いて
彼女の結婚相手を
ベッドの上で絞め殺してしまったそうです。

酷いことしますよね。

そしてその犯行を何度も繰り返し

七人もの夫を殺めたりしたことから
色欲の悪魔とされていった

というわけです。

アスモデウスはこのように
新婚夫婦の初夜をめちゃくちゃにすることを
得意としているようです。

履歴書には書けない特技ですよね。。(笑)

しかしながら、姿を見ても恐れずに
敬意を払って丁寧に応対すれば
非常に喜んで、指輪やガチョウの肉をくれたり
幾何学や天文学などの秘術を教えてくれるそうです。

たまに優しいって、卑怯ですよね。。(笑)

対応した動物は
サキュバス、山羊、サソリ、兎だそうです。

意外と普通にしてたら
話の分かる悪魔なのかもしれませんが
浮ついた心にアスモデウスはやってくるかもしれません。

気を付けよ。

👆
ゲームは
「習い事」の時代

暴食の悪魔「ベルゼブブ」

暴食の悪魔「ベルゼブブ」
「ハエの王」と呼ばれ、蔑まされた悪魔です。

そんな彼は過去
豊穣の神だったというのです。

トナピー
トナピー

そんな素晴らしい神が
なぜ悪魔なんかに。

イスラエルの地に入植してきた人たちは
こうした儀式を嫌って邪教神として扱い
やがてこの異教の最高神を
「ハエの王」と呼んで蔑んでいくんです。

こんなことがあったのなら
ベルゼブブにも思うところがあったのかもしれませんよね。

そして彼は、大悪魔で悪魔の君主
あるいは魔界の君主とされるようになったというわけです。

地獄において、サタンに次いで罪深く
強大なものとされています。

しかも
権力と邪悪さでサタンに次ぐと言われ
実力ではサタンを凌ぐとも言われる魔王なんです。

サタンより実力が上って
実質最強なんじゃね?
って思いますよね。

暴食の悪魔となっているのは

ハエがゴミや死体に群がり
暴食を司る生物とされているからだそうです。

なんか嫌ぁ~なイメージですよね。

しかしベルゼブブは
神託をもたらす悪魔と言われておりまして
作物を荒らすハエの害から
人間を救う力も持っている
という話です。

ゾー
ゾー

なんかもう
表と裏がありすぎてよく分からん。

対応した動物は
ケルベロス、豚、虎、ハエだそうです。

実質最強かもしれないベルゼブブ
怒らせてはいけないですね。



👆
マジで見てるだけでも楽しい

ガンディーも七つの大罪を唱えていた?

インド独立の父として知られる
マハトマ・ガンディー

非暴力・不服従を唱えたことでも有名ですよね。

タコスケ
タコスケ

とことん人権を求める主張をしてた人
ってイメージが強いな。

実はそんなガンディーも
七つの大罪を唱えていた
のです。

ガンディーは1925年に
雑誌ヤング・インディアにて
「七つの社会的大罪」というものを提唱したんです。

「社会的」って部分が
ガンディーらしさを感じますよね。

いわば、「ガンディー版七つの大罪」といったところです。
その七つの社会的大罪とは、以下の通りです。

「理念なき政治」、「労働なき富」
「良心なき快楽」、「人格なき学識」
「道徳なき商業」、「人間性なき科学」
「献身なき信仰」

これらは、ガンディーの持っていた思想や考え方を
シンプルにまとめたもの
になっておりまして
現在でもガンディーが火葬された
慰霊碑の外壁に刻まれているそうです。

ちなみにガンディーは
「私の生涯に最も深い影響を与えた書物は聖書である。」
と語っていまして
聖書に影響を受けたことを公言しています。

聖書って読んだことないですけど
ちょっと読んでみたくなりますよね。



まとめ

さて今回は
キリスト教の七つの大罪について御紹介させて頂きました。

人間の本質をズラズラ述べたみたいで
変な感情になってしまいました(笑)

今回述べた
「人間を罪へと導く可能性がある、七つの欲望や感情」
というのは、人間誰しも持っているものです。

全部身近な感情です。
常に注意していきたいなと改めて感じました。

でもちょっと思ったのは
悪魔たちも元から悪魔だったわけじゃなくて
色んな感情があって悪魔になったんだなって思ったら
単純に「悪いやつらだなー」とは思えないんですよね。

どこか人間臭く感じます。

この恐ろしい悪魔たちの一面に
どこか人間臭いところがあるのと同様に
人間にも、どこか悪魔臭い部分がある
ということなのかもしれませんね。

それではまた。



👆
体の中に入れる水の綺麗さは
こだわるべきでしょうね


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